音楽

本当にあったモテキのようなフェスラブ体験記(前編)

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「フジロックのテントで色恋沙汰」というようなニュースが少し話題になりましたが、そんな下世話な話ではなく、もっとピュアなフェスでの恋愛事情が知りたい!そんな方がいるかいないかはさておいて、身も心も開放的になる野外フェス会場で、今年実際に起こった筆者の恋愛事情について赤裸々にお話ししたい。

『モテキ』の主人公・ 藤本幸世のような天才的恋愛虚弱体質の筆者にとって、野外フェスティバルというものはあくまで音楽がメインであり、恋愛が入り込む余地はこれまで全く無かった。音楽に囲まれて自然の中でビールを飲んで、懐かしい友達と話して、踊ってという感じで、そこで男女の出会いや友人から恋愛に発展するなんてことは所詮ドラマの話なんて思っていた。しかし!出会いは突然やってくるのだ! 野外フェス歴7年、28歳になった筆者(モテキの主人公「幸世」にあやかって、「辛世(つらいよ)」と名乗らせてください)にとって今年のフジロックは色々な意味で忘れられない思い出になったのである。

フジロック開催約1週間前、私は浮かれていた。毎年参加しているごみゼロナビゲーションのボランティアスタッフの選考に落ちてしまい、仕方なくお客さんで行く気満々だったのだが、今年のTAICOCLUBで知り合ったリエちゃん(仮名・24歳) から突如連絡がきたのが、すべての始まりだった…

「LINEが鳴り止まないっ」

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リエ「辛世さんは今年のフジロック3日間行くの?」

辛世「3日間行くよ。リエちゃんは?」

リエ「私も本当は3日間行きたいんだけど、急遽一緒にく予定だった友達がキャンセルになっちゃって、お金も無いし金曜日1日だけにしようかと思ってるんだ…」

辛世「そうなんだ!残念だね。でも1日だけでもフジロックは楽しいよ。3日間ならさらに楽しいけど、初めてならとりあえず1日だけでもいいんじゃない?」

リエ「そうだね。3日間行くとしたら泊まるところも今から見つけないといけないし、やっぱり1日だけかなあ。辛世さんは3日間どこに泊まるの?」

辛世「テント持ってるからキャンプサイトでテント泊だよ」

リエ「そうなんだ。楽しいそうだね!でも私は泊まるところないから1日だけかなあ」

辛世「そうかー!俺が女だったら泊まらせてやれたんだけどな」

リエ「え?本当?もし辛世さんが嫌じゃなければ…」

相手は長澤まさみでなく、戸田恵梨香(似顔絵自作)

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ん?なんだこの展開は・・・。リエちゃんは芸能人で言うと戸田恵梨香似(似顔絵参照)の美人さんだ。確実に男にモテるタイプで性格も明るくて可愛い。テンションの上がる私。まさかそんな展開になるとは思ってなかったぞ。いや、落ち着け。ドギマギするな。ドギマギしちゃうお年頃ではない!でも相手は戸田恵梨香。きっと百戦錬磨だ。男としてこちらの動揺を悟られたらカッコ悪い。クールに対応するのだ。こういう対応もできるんだよ、私は。
 
 
辛世「あ、そう?俺は全然いいけど。(クール)」
 
 
それからトントン拍子でリエちゃんが3日間私のテントに泊まることが決まったのだった。その後開催までの数日間、LINEでのやりとりもいい感じ。急にハートの絵文字を連発してくるリエちゃん。会話も弾む。これはもしかしてフジロックが終わる頃には正式に彼氏彼女の関係になっちゃうんじゃないかー!!

そしていよいよ俺のフジロックが幕をあける!

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そして、フジロック開催当日。車で迎う私は電車で来る彼女のために越後湯沢駅に向かっていた。越後湯沢駅で彼女を拾うと車の中では会話が弾む。楽しくなる予感しかしない。
 
辛世「前夜祭では花火が打ち上がるんだけど、フジロック始まった!っていう高鳴りが半端ないんだ!」

リエ「花火楽しみ!一緒に見たいね!」
 
こんなテンションの上がる会話をしながら会場に到着。しかし、前夜祭の日はあいにくの雨だったのだが、雨の中キャンプサイトまで荷物を運び、雨の中テントを建てたことで完全に頼りになる男をアピールできたはずだ。前夜祭では一緒にご飯を食べて乾杯をし、苗場音頭を踊って、花火を見た。これをいい感じと言わずして何をいい感じと言おうか! しかし、前夜祭で若干の不安を感じることになる。リエちゃんはちょっと目を離すとすぐナンパされているのである。 さすがは戸田恵梨香。百戦錬磨の空気が漂ってるぜ! しかし、そこまではいいとして、本人もまんざらでもない様子で楽しそうに話し込んでいる…。 一緒に来てるんだから適当に捌いてこいよ…。 その様子をしばらく見ていて、仕方なしに私が間に入ろうかと考えていると戻ってくるのだが、うーむ…。なんだこの感じは…。 (後編へ続く)

 

Text&Photo by Tsuraiyo Watanabe

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