感動・泣き

小栗旬さんと藤原竜也さん、恩師・蜷川幸雄さんへ涙の弔辞を読み上げる

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蜷川さん 告別式 弔辞

出典:JIJIPRESS/時事通信芸能動画ニュース 藤原竜也と小栗旬、蜷川幸雄さんとの別れを惜しむ

2016年5月12日に肺炎のため亡くなった蜷川幸雄さん(80)の告別式が青山葬儀所で営まれ、俳優・小栗旬さん、藤原竜也さんらが弔辞を読み上げました。

藤原竜也さんは、蜷川さんが演出した舞台「身毒丸」で俳優デビュー。
昨年、蜷川さん生誕80周年記念の「ハムレット」で2003年以来となる再演をしていました。

小栗さんは、今年10月「ハムレット」に出演する予定でした。

ハムレット 藤原竜也

出典:Amazon

小栗さんは語りかけるように、藤原さんは涙声で、弔辞を読み上げました。

小栗旬さん

(一部)

「蜷川さんと過ごさせていただいた日々のことをたくさん思い出していました。


なんででしょうね、輝かしい思い出の日々のはずなのに、怒られたことばっかりがでてきます。


『本当にお前みたいな不感症とは二度と仕事したくない。下手くそ。雰囲気。単細胞。変態。はぁぁ君おじさんになったねぇ、なんかデブじゃない?デブだよデブ。なぁりえちゃん、そう思わない?ピスタチオみたいな顔』


ああ、最後のは竜也に言われた言葉でした。
もっと上手い文句も色々言われたんですけど、そのへんは右から左に流していたんで忘れちゃいました。


先日、もう会うこともできなくなってしまった晩、いてもたってもいられなかった数人で集まり、蜷川さんとの思い出話しに花を咲かせました。


やっぱり、僕らは、蜷川幸雄を中心にした大きな劇団の一員だよね、という話しになりました。本当にそう思います。
なぜなら、それぞれが蜷川さんの優しさと気配りと、その後の思いやりを感じているからだと思います。


僕をこの劇団に入れてくれて、
『なんでみんな、小栗のかっこよさに気付かないんだろうな。大丈夫、絶対オレが伝えてやる』と言って、見たこともない数々の景色に連れて行ってくれて、信じてくれて、ありがとうございました」

藤原竜也さん

(一部)

「先日ね、公園で一人、ハムレットの稽古の録音テープを聞き返してみましたよ。恐ろしいほどのダメ出しの数でした。瞬間にして心が折れました。


『俺のダメ出しで、おまえに伝えたことは、ほぼ言った。今は全て分かろうとしなくてもいい。
いずれ理解できる時が来るからと。そしたら、少しは楽になるから。アジアの、小さな、島国の、ちっちゃい俳優になるなと。
もっと苦しめ、泥水に顔を突っ込んで、もがいて、苦しんで、本当にどうしようもなくなったときに手を上げろ。その手を必ず俺が引っ張ってやるから』と。


蜷川さん、そう言っていましたよ。


1997年、蜷川さん、あなたは、僕を生みました。奇しくも蜷川さん、昨日は、僕の、誕生日でした。19年間、苦しくも、(まぁほぼ憎しみでしかないんですけどね、蜷川さんに対しては。)
本当に、最高の演劇人生をありがとうございました。


蜷川さん、それじゃまた」

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