映画『ターミネーター』は今やだれもが知る人工知能を持ったロボットのお話ですが、
このようなロボットがあと数十年でできるかもしれない!! そんな話をご存知でしょうか?
高度な人工知能を持ったロボットの出現はもうすぐそこかもしれないのです!
2045年問題
専門家の間では有名な「2045年問題」という話があります。
「2045年問題」とは2045年には全人類の知能を越えた究極の人工知能(AI:Artificial Intelligence)が発明されるであろうという予測です。
一度、人類が人間の脳を超える究極の「AI」を発明したなら、その「AI」がさらに優秀な「AI」を開発し、さらにその次へ…
と爆発的なスピードで人類には追いつけない速度の発展をもたらすと予想されています。
そうなると、人類の最後の発明は「人類を超える人工知能」なんてことになってしまうかもしれません。
現代の人工知能は?
現在でもすでにコンピューターの知能はどんどん進化しており、とうとうチェスや将棋の勝負において、コンピューターがプロを凌ぐところまでやってきました。
日本で近年行われたプロ棋士とコンピューターが対局する「電王戦」でも、そのほとんどをコンピューターが勝ち越しています。
また、今年の初めには日経新聞でも人工知能の記事が取り上げられました。
→ 人工知能「2045年問題」 コンピューターは人間超えるか
興味のある方はこちらの記事もおすすめです。
→2045年に人工知能は人類の知能を超えられるのか?
現在ではGoogleなどを筆頭に大手企業でも人工知能の開発が進められているようです。
私たちは今後、研究や技術、創作の場でコンピューターと争い、意見を求め合うようなことになるのかもしれません。
もしそのような世界になったら、私たちの暮らしは格段に便利になっていくのでしょうか? それとも、『ターミネーター』のようなことも起こりうるのでしょうか…?
たった30年で、人類は想像もしない世界に導かれていくかもしれませんね。
わくわくするような、ちょっと怖いような、そんな近代科学のお話でした。