感動・泣き

名言連発!アドラー心理学で恋の悩みを解決。アドラー心理学サロン中の人がダメ男を斬る

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ダメ男を何とか自立させようとがんばりすぎるがあまり、逆に自分が疲れてしまったり。

彼氏・夫のことを信頼したいのに、信頼しきれずに思ってもいないようなひどい言葉を投げかけてしまったり。恋愛には、自分ひとりでは抱えきれないくらいの重い悩みがつきものです。

最終的には共依存的な恋愛関係に陥って、関係が泥沼に……なんて経験をしたことがある方もいるのでは。

そんなときに知っておきたいのが、書籍『嫌われる勇気』で有名なアドラー心理学の考え方。「彼氏は彼氏、自分は自分」と思うだけで気持ちがぐっと楽になります。

今回は国内最大級のアドラー心理学コミュニティ『アドラー心理学サロン』を運営する「アドラー心理学サロン中の人」にインタビュー。

についてあれこれ聞いてみました!

そもそも「アドラー心理学」ってなに?

—–アドラー心理学は「嫌われる勇気」で有名ですよね。そもそも、アドラーってどんな人なのでしょう?

「アルフレッド・アドラーは、19世紀生まれのユダヤ系オーストリア人の心理学者です。心理学三大巨頭の一人として数えられ、ジグムント・フロイトとカール・ユングと共に、いまの心理学の基本を築き上げた人物です。彼のアドラー心理学は、「個人心理学」とも呼ばれています。アドラーは、フロイトともユングとも大きく異なった考え方を提唱していたんです。」
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

「トラウマなんてものは存在しない」基本的なアドラー心理学の考え方

—–フロイトは名前だけは聞いたことがあります。心理学者として、とても有名な方ですよね。

「そうですね。でも、アドラーとフロイトでは同じ心理学者でも全く考え方が違うんですよ。

—–と言うと?

「結論から言うと、アドラー心理学は「目的論」であり、フロイトは「原因論」なんです。」

—–???

たとえば、患者の治療方法にフロイトとアドラーの違いはあらわれます。

フロイトは「原因論」を提唱してます。つまりその人の現在の在り方には原因があり、その原因への対処をすることで、起きている問題も解決できると。難しいようですが、普通の考え方ですよね。」



一方でアドラーは「目的論」のスタンスで、人は自らが定めた目的に沿って行動するとしています。

親友から裏切られてしまい、人を信じられなくなっている人がいたとします。この場合、フロイトだったら「過去に遭った裏切りがトラウマとなって人を信じられなくなっている」と考えます。

しかし、目的論のアドラーでは、その人は過去の裏切りが原因で人を信じることができなくなっているのではなく「対人関係の中でこれ以上、傷付きたくないという目的を達成しようとしている」と考えます。

つまり、トラウマの存在自体を否定しているのです。

これが多くの人に、アドラー心理学は「厳しい」「根性論」だと考えられている理由の一つです。ですが、世界的なベストセラーである『人を動かす』や『道は開ける』で有名なデール・カーネギーの自己啓発書にもたくさん取り入れられてます。

アカデミックなものや「怖いもの」だと思って身がまえる必要は全然なくて、すごく実用的なものなんですよ。日常の恋の悩みを解決するのにも、十分に役立ちます。アドラーの考え方を取り入れることで、たくさんの女性の方々に、気持ちを楽に生きられるようになって欲しいです。」

彼氏なんて所詮は他人。自立を促す必要もない。アドラー心理学で考える「ダメ男の対処法」

—–さっそく、恋の悩みについて色々と質問させてください。「付き合った男性がダメ男ばかり」という女性は意外に多いです。経済的に親に依存している男性や、ギャンブルが好きな男性。仕事が続かない男性など。

そうした女性は相手を何とか変えよう、と努力するケースが見られます。一人暮らしの彼に料理をふるまったり、本当に金銭的に苦しい時には助けてあげつつ、彼氏の自立をサポートしようと尽くすなど。「ダメ男」を変えて、自立を促すために女性ができることはなんですか?

断言しますが、わざわざ女性が「ダメ男」の自立を促す必要はそもそも無いです。

ダメ男が変わるのか変わらないのかは、彼氏の課題です。他人が何を考えるのか、何をするのかは所詮は他人の課題です。自分の課題ではないと割り切ってしまいましょう。これがいわゆるアドラー心理学の「課題の分離」という考え方です。

援助をする姿勢は大切ですが、その援助には自己犠牲が伴ってはいけません。彼氏であっても他人です。

課題をごっちゃにはせず、自分と他人の課題を冷静に区別するには「誰がその結果を引き受けることになるのか?」と問いただせば、自然と答えは出ます。

自分の課題に加えて、彼氏の課題まで背負いこむのはあまりにも辛いことだと思います。どうしても援助したいのなら、自分犠牲にならない程度に、できる範囲に留めましょう。

彼氏・夫の人生ではなく、自分の人生を生きよう

—–ダメ男に中傷され傷ついて落ち込んだり、完全に言いなりになってしまう女性も多いです。時にはDVなど、暴力を受けるケースもあります。「言いなりになり、言いなりになればなるほどつらい。でも言い返すのも怖い」という場合、女性はどうふるまうべきなのでしょうか。

むしろ言い返せないのではなく「自分という存在を保つ」という目的のために、自ら進んで理不尽な扱いを受け入れてしまっているのではないでしょうか。辛いながらも、言いなりになることで達成感まで感じてしまっていることもあります。

ダメ男に暴力を振るわれても言いなりになる女性の心理の背景には「自分はこの人に必要とされている」「この人は自分がいないとダメなんだ」という思い込みがあるのではないでしょうか。それ自体が自我となり、相互依存状態になっていることがあります。

—– たしかに気づかないうちに、そういう状態に陥ってることはありそうです……。

こんな時には「自分はそもそも何でこの人と付き合い始めたのだろう?」、「自分はどうなりたかったのだろう?」と自分に問いかけてください。本来は暴力を受けるためでも、依存し合うためでもなく、一緒に幸せになろうとしていたことを思い出して頂きたいです。

言い返すかどうかという以前に、むしろ別れた方が賢明ですね。

—–「ダメ男と付き合い続けるのはつらい。でも別れるのもつらい」という場合、明らかに女性は男性との関係性を考え直すべきだと思います。こうした場合、女性はどのように思考を整理すべきでしょうか。

関係を続けることが自分の選択なのか、そうではないのかを区別することからですね。

「ダメ男と別れられない、どうしよう…」とお悩みでしたらいっそのこと、「自分の人生ではなく、他人の人生を生きることになるけどそれでいいの?」と自分に問いかけてみることです。

他人に求められるがまま、認めてもらおうとして生きることは、他人軸で生きるということになります。

アドラーは強く承認欲求を持ち、他人に受け入れてもらうことばかりを考えていると他人の人生を生きることになり、幸福な人生からは遠ざかってしまうとして警鐘を鳴らしました。

そうやって悩んでいる時点で、他人の為に自分の一度しかない貴重な人生がすり減っていきます。

自分で選んで関係を続けているのならまだしも、何となく別れられない、もしくは「彼が可哀想だから…」ではあまりにも自分の人生がもったいないです。

女性をサゲマン呼ばわりするダメ男は、自分が努力しない理由を探しているだけだ

—– 付き合った男性の運気を下げて、不幸にしてしまう「サゲマン」と呼ばれる人がいます。ですが、女性から見れば「あの女性と付き合ったせいで運気が下がった。あいつはサゲマンだ」と考える男性は、自分の運気を向上させる努力を怠っているようにも思えます。

女性を「サゲマン」呼ばわりする男性の心理とは、どういうものでしょうか。

そんなダメ男は、まさに努力しない理由を探しているだけですよ(笑)。

付き合った女性を「サゲマン」と呼ぶ男性の心理の背景には「自分は悪くない、こいつが悪いんだ!」と思い込んで上手くいかず、満たされない気持ちを発散して、精一杯努力をしても結果が出ないという現実から逃れようとする状態があります。要は勇気が挫かれた状態であるとも言えます。

アドラーは「人間であるということは、劣等感を持つということ」という言葉を残してます。つまり、アドラー心理学では、人間は劣等感からは逃れることができないとしているのです。

劣等感を克服して、今よりも良い状態でありたいという向上心とも言える性質も人間は併せ持っています。この性質を「優越性の追求」と言います。

劣等感を克服しようとする人間の努力には大きく2種類あります。

一つが、健全に努力をして、自分の能力を上げたり、実績を残そうとすることで、まさに「優越性の追求」がこちらにあたります。

もう一方が、不健全な努力をしてたとえば他人の悪口や陰口を言ったり、いじめや嫌がらせを行って他人を見下して相対的に自分には価値があるんだと思い込もうとしたりすることです。

この不健全な努力をする性質を「安直な優越性の追求」と呼びます。当然、安直な優越性の追求は褒められたものではありません。人類の文明は、人間が劣等感を克服する中で発展してきたとも考えており、失敗を怖れず、失敗しても前向きに努力できる勇気が大切なのです。

付き合う女によってパフォーマンスが変わる男は、所詮他人に左右されやすい

—– 男にサゲマン呼ばわりされると「本当に自分はサゲマンなんじゃないか」と考える女性もいます。自分が男性の運気を下げる女性だと悩んで生きていくのは辛いものです。

こうした悩みと向き合ううえで、大事なことは何だと思いますか?

自分に後ろめたい思いがないのなら、相手の運気がどうこうなんて気にする必要はありません。あまりにも自分で自分のあら探しをしてしまうのは、「相手の求めるわたし」を作り上げてしまうことになります。

自分を責めて、押し殺してしまうくらいなら気にしないようにしましょう。

他人が自分をどう思うのか、自分の振る舞いでどう変わるのかは他人の課題であり、自分の課題ではありません。たとえ彼女であろうと、妻であろうと他人の課題に介入することはできません。

もちろん、自分の長所を知ってもらう努力をしたり、相手の嫌がることをしないようにすることはできますが、他人の課題に介入することは他人の考え方や生き方を変えようとすることにもつながります。

本質的には、他人のことなんて変えられないのです。

自分自身も、他人に自分の課題への介入をさせないようにしましょう。他人を自分の課題に介入させて、あなたが自分を犠牲にしてまで相手に尽くす義理も義務も無いのです。

お付き合いした女性によって、パフォーマンスが大きく変わってしまう男性は、そもそも他人によって左右されやすい人なのだと思います。

それでも何をすべきか、あえて言うなら「彼氏とよく話し合い、相互理解に努めること」が大切です。なにげない自分の行動や言動が、相手の男性の負担になっている可能性が否めないなら「相手は自分のどこが負担だと思っているのか」を話し合いから聞き出すと良いでしょう。互いの認識を調整することができます。

恋に恋する恋愛は危険。アドラー心理学で考える「共依存」「恋愛依存」

—– 相手を深く愛しているのに、その愛が相手にとっては重いようで、距離を置かれるようになる女性がいます。相手に重く感じさせてしまう女性の特徴とは、どのようなものでしょうか。

依存気質なのかもしれませんね。まずは課題の分離を心がけてください。彼氏のことは彼氏自身が決めることであり、自分には本質的には変えることはできないので、これ以上「こうして欲しいな」と思い過ぎないようにしましょう

アドラー心理学では、自分の課題に介入してこられると、人は自分と他人の課題の区別ができなくなっていくと考えます。そうして、人は自分の課題に加えて他人の課題まで背負いこむことになります。

男性にとって重荷になる女性の多くは依存気質なところがあり、彼氏に対して「こうして欲しい」と過度な期待を持っていることが多いのです。すると男性は「彼女の期待に応えないといけないような気がするけれども、本来の自分はこうしたい」という気持ちのバッティングに悩まされます。

するとだんだん、距離を取ろうとされてしまいがちです。

恋愛関係と依存関係は別物です。課題の分離をして、自分と他人は明確に区別するようにしましょう。

—–アドラー心理学の立場から見て「共依存」とはどのような状態だと考えますか?

アドラーは次の言葉を残しました。「世話好きな人は、単に優しい人なのではない。相手を自分に依存させ、自分が重要な人物であることを実感したいのだ」

この言葉は、まさに共依存の目的をあらわしています。余計な世話ばかり焼いてくる人が、常にあなたの味方であるわけではありません。アドラーは世話焼きな人の目的とは、相手を依存させることで自分が重要な人物だという満足感を得ようとしていると考えます。

この場合には自分が何をどう思い、どうするのかは自分の課題であり、他人には介入させるべきではなく、他人の課題にも介入するべきではないとして割り切るべきです。他人との依存関係の中で生きて入れば、お互いに自分の人生ではなく他人の人生を生きることになってしまいます。

恋愛とは「自分を保つための手段」ではない

—–「恋愛依存」とはどのような状態だと考えますか?

恋愛依存とは、恋人を通してでしか自分の価値を実感することができない「他者依存」の状態であるとも言えます。恋に恋して、恋愛しようとするのは依存心を強めてしまう危険性があります。

自分を保つ為に恋愛をするのではなく、愛し合える関係を築きましょう。つまり、アドラー心理学では愛してもらうことを求めるよりも、自分から愛することを大切にするべきなのです。

アドラーは次の言葉を残しました。

「自分は一人でも生きられる。それでも二人でいた方が、同じ経験を共有する喜びを持つことができる」

つまり、お互いにこう思うことができれば、お互いに依存関係ではない、理想的な愛の関係を築けます。

まず愛せ。愛に担保を求めるな。彼氏や夫に暴力を振るってしまう女性へのアドラー心理学的なアドバイス

—–彼氏・夫のことを信頼しているつもりなのに、信頼しきれずに相手を束縛してしまったり「私のことを愛していない」「相手にしてくれない」と思い込んで暴力的にふるまってしまう女性もいます。上のケースでは、男性の側に「信頼されなくなるような原因」がこれといって無いケースも非常に多いです。

「相手のことを信頼したいのに、信頼しきれない」という心理は、アドラー心理学の立場から見るとどのようなものですか?

自分に自信が無く、自分が愛されていない証拠を探し出そうとしていると考えられます。過去に彼氏に浮気をされてしまったり、酷い失恋を経験された女性に見られることのある傾向ですね。

「自分なんか、本当は愛されるほど価値なんて無い!あなただって本当はそう思っているんでしょう?」と心の底では思っている可能性があります。愛されていない証拠探しに必死なので、どんなに些細なことも”自分が愛されていないことの証拠”に見えはじめるのです。

—–なるほど……。

ここで、アドラーの言葉を2つご紹介します。

「愛に担保を求めてはいけません。相手が自分のことをどう思っているかなど関係なく、ただ愛するのです。自分から先に愛することが大切です。」

「人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができます。」

とりあえず、目の前の人をひたすらに愛してください。裏切られたら裏切られたで、また人を見る目も付くものですし、自分にはどんな男性が合うのかも理解できるようになっていきます。

辛いかもしれませんが、条件付きの愛では本当の愛に発展させることは難しいので、まずは目の前の男性を信頼してあげましょう。

裏切る裏切らないは他人の課題であり、自分の課題ではありません。もちろん裏切ることは褒められたことではありません。でも最終的に裏切られたとしても、自分に見る目が無かったと割り切って新しい関係構築に励めばいいだけです。その方が自分の幸せにつながります。

また、お互いを束縛して監視しないと落ち着けないような関係では、恋愛関係ではなくて「束縛関係」になってしまいます。

親しき仲にも礼儀ありといえども、飾らない、あるがままの自分を受け入れてくれる人と一緒になれれば真実の愛を知ることができ、幸せに一歩近づけます。

そもそも、束縛関係を続けた先に、自分の求める未来があるのかどうかをよく考えてみることが大切です。

—–感情の起伏をコントロールするために、一番大事なことは何でしょうか。

感情の目的自体」に対処することですね。感情自体は排泄物のようなものであり、排泄物に対処をしたところで何にもならないのです。

たとえば「怒り」という感情は自分で選んで使っている道具の1つであるとアドラー心理学ではしています。

彼氏がデートに遅刻をして、彼女がカッとなって怒ることがありますよね。この「怒り」という感情の目的は、相手を自分の思い通りにしたい「支配」であることがよくあります。

言葉で説明すれば分かることをわざわざ「怒り」という感情を使って、感情的に問い詰めている時点でそれはついつい怒ってしまったのではなく、自ら「怒る」ことを選択して彼氏を「支配」する目的を達成しようとしているのです。

この「怒り」のケースで感情をコントロールするには、怒りの目的である「支配」を別の「相互理解」に置き換えて達成するのが良いでしょう。もしくは他人のことは変えられないから仕方ないとして割り切る対処も有効です。

—– 感情の目的を他のものに置き換えるのも、割り切るのもそう簡単ではないように思えます。

下世話な方法ですが、紙に自分の悩み事を書いて自分の感情日記を付けてみることもとても効果的ですよ。

頭で嫌なことを考えて悩んでいると、悩み事が無限に存在するかのような錯覚に陥ってしまいます。紙に書き出して、自分の悩みを可視化してしまえば、自分の悩み事が有限であり圧倒される程ではないと認識することができます。

モヤモヤとした決着の付いていないことは忘れられませんが、区切りの付いたものなら人間は忘れることができます。

悩み事を紙に書き出して感情を整える方法は「エクスプレッシブ・ライティング」と呼ばれて心理療法にも多く取り入れられてます。

この「エクスプレッシブ・ライティング」を応用して、日記として記録しておけば自分がどんな時に、どのように感情的になってしまうのかを知ることができますので、「こういう時にはこうしよう」と事前に対策を取ることができる為、過度な感情の起伏を避けることができます。

「自分は不幸だ」と思う女性が、新たな一歩を踏み出すためのアドバイス

—– アドラー心理学の考え方は、実践的ですがなんだか手厳しい印象を受けました……。

最初にも話した「トラウマの否定」はまさに手厳しいですよね。ですが、よく誤解されますが過去は原因にはならなくても過去からの「影響」はあるとアドラーは言及しています。

アドラー心理学は「過去の影響にどう対処するのか」を重視します。アドラーは「何が与えられたのか」ではなく「与えられたものをどう扱うのかが大切」であると考えます。要するに世の中に対して自分が与えた「意味づけ」を変えることで、その物事への捉え方を変えることができるとしています。過去からの影響も自ら設定した「意味づけ」を変えることで、乗り越えることができます。

こうした考え方は、多くの人に勇気を与えるものだと思います。実際にアドラー心理学は高尚で堅苦しい学問である心理学としてだけではなく、人間心理の理解やその到達点として広く受け入れられています。

—– なるほど。アドラーの考え方は手厳しいだけでなく、一人一人の背中を強く押してくれるものでもあるんですね。

これだけIT技術が普及して情報化社会になったにもかかわらず、未だに日本では封建制の名残のような村社会気質が横行しています。

集団の和を重んじて、同調圧力によって苦しんでいる人は男女問わず多いのではないでしょうか。だからこそアドラー心理学の他者と自分を区別する考え方は多くの人たちを救えるのではないかと思います。このことは私が、アドラー心理学サロンを運営している大きな理由でもあります。

アドラー心理学に関する素晴らしい書籍や情報は流通してはいるものの、やっぱり難解です。読んだところで自分がどうすればいいのか、わかっていない人の方が多いと思います。

—–さいごに「自分は不幸だ」と思い悩む女性が、思考を整理して新たな一歩を踏み出すために一番大事なことは何か教えてください

勇気を持つことですね。

自分は不幸だと思い悩んで、かわいそうな自分を慰めようとしていませんか?かわいそうな自分は他人よりも苦労しているのだから特別扱いされるべきなんだと思っていたりしませんか?

少し厳しいお話で恐縮ですが、不幸であると思い込んでいる方はその不幸な立場を利用して注目を集めて、健全な努力をすることから逃げようとしている可能性があります。

この傾向は、アドラーの言う、不健全な努力によって自分の劣等感を穴埋めしようとする「安直な優越感の追求」に陥りかけている危険性があります。

ここで、アドラーの言葉をご紹介します。

「不幸自慢をする人は、それを武器として使っている限り、永遠に不幸を必要としてしまいます。」

不幸自慢して、注目してもらい、特別扱いをしてもらうことを目的とせず、その不幸を武器にせずに乗り越えましょう。

辛ければ、時には逃げてもいいと思いますが、人は誰でも幸せになる権利を持っています。

幸せになる目的を持ち、他人と自分を上下で比較するようなことはせずに、「自分が昨日よりも前に一歩でも進めているのか?」、理想の自分に一歩でも近づけているのか?」を基準とすることで、他人と自分を比較して自己嫌悪になることも無くなり、前に進めている実感を感じていけば勇気を持つことができます。

勇気を持って自分を変える為に一歩踏み出しましょう。

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