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ベルガモットってどんな植物?効果や効能などを紹介!

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香料に詳しい人なら一度は聞いたことがあるのが「ベルガモット」でしょう。ベルガモットを知らない人でも、紅茶のアールグレイの香りづけに使われていたり、シトラス系のすっきりとした香りに使われているというと、ピンと来る人も多いのではないでしょうか。実はベルガモットも効能の多い果実の一種です。ベルガモットについて知っておきましょう。

本日は

  • ベルガモットがどんな植物か
  • ベルガモットの効果や効能
  • ベルガモットをどう使うのがおすすめか
  • ベルガモットを使ったレシピ

についてご紹介します。ベルガモットのアロマオイルやベルガモットティーが好きな方、気になっている方はぜひご覧ください。

ベルガモットってどんな植物?

ベルガモットという名前は知っているものの、どういった特徴の植物なのか知らない方も多いでしょう。まずは、その特徴や使用用途、どんなところで使われているのかなどをご紹介します。

イタリアが主産地


ベルガモットとは、イタリアが主産地である柑橘系の果物です。イタリアは地中海式気候で夏に降水量が少なく日当たりが良いため、柑橘類の栽培がとてもさかんな場所の一つです。そんなイタリアで栽培されたミカン系の交雑種として誕生しました。

現在ではイタリアとコートジボワールなどで栽培されていますが、多くの国で香料やアロマオイルの一つとして利用されています。香料としては比較的知名度が高く、シトラス系の香水などには必ず利用されていると言ってよいでしょう。

蜜柑系の柑橘類

諸説はありますが、ベルガモットはビターオレンジとマンダリンオレンジをかけ合わせて誕生したと言われています。あくまで推定であり、ライムが関わっているのではないかと言う説もあります。木の高さは2から5メートルほど、夏に白い花を咲かせます。

ベルガモットの実はあまり知られていませんが、レモンと同じような大きさで皮が少しぼこぼこしている、洋ナシ型もしくは球体の形です。柑橘類のなかでも、比較的暑さには強いが寒さに弱く、南向きの日当たりの良いところで栽培しなければなりません。日本では高知県で栽培されています。

香料として使われることが多い


ベルガモットの果実は黄色く色づいても食べられることはありません。なぜなら、苦み成分であるフラボノイド配糖体が多いため、果実をそのまま食べることができないほど苦いからです。比較的苦目のフルーツであるグレープフルーツと比べても、1.5倍ものフラボノイド配糖体が含まれているため、果実と言うよりも精油として使われたり、紅茶やお酒の香りづけに使われていることが多いです。

オイルは爽やかなシトラスの香り

ベルガモットの香り成分は、ベルガモット果実の皮を絞る圧搾法抽出で抽出されます。香り成分を抽出するのに加熱しませんので果実の持つそのままの香り、繊細な香りを楽しむことができます

香りは柑橘系のフレッシュな香りに少し甘味を足したような、万人受けする香りです。フローラルな香りもしますので、華やかで清潔感のある印象もあります。アロマオイルと相性も良く、ブレンドも楽しみやすいオイルの一つです。

トルコ語で梨の王を意味する言葉が語源と言われる

ベルガモットの学名は、「citrus bergamia」と言います。これは、「beg amiudi」という、トルコ語で梨の王という意味の言葉に由来するものと言う説があります。なぜ梨が出てくるのかと言うと、ベルガモットはヘタの部分や果実のシルエットが洋ナシに似ているからです。

イタリアの都市ベルガモで最初に栽培されたことも由来と言われている


ベルガモットが最初に栽培されたのが、イタリアの都市ベルガモだったことが命名の由来という説もあります。ベルガモは、ミラノの北東40キロ、アルプスのふもとに位置する土地であり、神聖ローマ帝国の拠点の一つでした。

また、クリストファー・コロンブスがベルガモットをカナリア諸島で発見して、スペインやイタリアに伝えたことからスペインのベルガに由来するという説もあり、諸説あることが確認されています。

紅茶のアールグレイの香りづけに使われている

ベルガモットは、紅茶のアールグレイの香りづけに使われています。ハーブティーでベルガモットティーというのがありますが、このベルガモットティーに使われているベルガモットは、シソ科の多年草であり、柑橘類のベルガモットとはまた違うものです。

アールグレイは、フレーバーティーの一種であり、茶葉にベルガモットの香りを精油や香料で足したものです。アールグレイに使われる茶葉は特に問わず、ベルガモットで香りづけをしていたらそう呼ばれます。人工的に香りをつけているので、アイスティーでも香りを楽しめると評判です。

肌につける際には直射日光に注意

ベルガモットオイルには、「光毒性」と言う性質があります。ベルガモットに含まれる「ベルガプテン」という成分があり、直射日光に当たると炎症やシミ、かぶれなどが発生する場合もあります。

ベルガモットオイルは肌に良いオイルの一つではありますが、使用する場合は夜間に使用するようにしましょう。また、最近ではベルガプテンフリーのオイルも市販されていますので、肌につける際にはそのようなものを使うのがよいでしょう。

ベルガモットの効果や効能

香料として広く使われているベルガモットですが、実はあらゆる症状の改善にも役立つとされています。その一部をここでご紹介しましょう。

うつ病の緩和


ベルガモットにはいろいろな効果効能がありますが、なかでも「天然の抗うつ剤」と呼ばれるくらい、うつ病を緩和するのによい役割があるとされています。落ち込んだ心を癒し、明るく前向きな気持ちにしてくれる働きがあります。

特に季節性感情障害の患者には、太陽光を浴びたときのような抗うつ効果を与えられるとされています。うつ病とまではいかなくてもなんとなく前向きになれない、気分がすぐれないときに使うとよいでしょう。

精神的ストレスへの高い効果

ベルガモットには、精神的ストレスを緩和させてくれる働きがあります。他の柑橘類とは異なり、ベルガモットには酢酸リナリル、リロナールと言う鎮静作用を持つ成分が含まれています。

これらはラベンダーにも含まれている鎮静成分です。自律神経のバランスを整え、不安や精神的疲労を軽減するとされています。日々のストレスに悩んでいる人には、ぜひ試してみると良いでしょう。

胃腸の不調に役立つ

ベルガモットオイルは、身体の消化器官にとてもよい働きがあるものです。ベルガモットの香り成分であるリモネンは、レモンやグレープフルーツにも含まれる成分であり、胃や腸など消化器官の働きを高めるものです。

気分が悪い時や胃がむかむかするとき、レモンやグレープフルーツの香りをかぐと気持ち悪さが治まるように、ベルガモットの香り成分にも同様の効能があるのです。

安眠を促す


ベルガモットには、ラベンダーと同じく安眠を誘う作用があります。また、柑橘系の甘い香りが気持ちをリラックスさせてくれます。深い眠りへと導き、安定した睡眠を促してくれるでしょう。

考え事や不安なことがあってなかなか夜寝られない時は、気分をあげてくれるので気持ちよく眠りにつくことができるというメリットもあります。アロマバスとして使うと、そのあとの入眠がスムーズです。

子宮強壮作用

ベルガモットには子宮強壮作用もあるとされています。ベルガモットには生体リズムを整える効能もありますので、生理痛が重い人などは痛みの軽減にも役立つと言われています。それだけでなく、生理不順の人にとっても、周期などを安定させる働きが期待できます。

解熱作用

ベルガモットには、体の循環を良くし、高くなった体温を下げるといった働きがあります。解熱作用だけでなく抗菌作用もありますので、少し体の調子が悪いかなと思ったときに取り入れてみるのが良いでしょう。

利尿作用

ベルガモットには利尿作用もあります。体内の余分なものを尿として排出しますので、むくみなどに悩んでいる人にも効果的です。アールグレイの紅茶を飲むと、人によっては頻尿になりますが、それはベルガモットの利尿作用によるものかもしれません。また、消化器系の不調にも働きかけますので、下痢や便秘を鎮静化させる力もあるとされています。

ニキビの改善

ベルガモットには、皮脂が過剰に出るのを防いでくれる役割もあるとされています。そのため、ニキビに悩んでいる人にもおすすめです。抗菌作用もありますので、ニキビの原因菌であるアクネ菌にも対抗してくれるとされています。ニキビは肌の皮脂が多い、いわゆるオイリー肌の人がなる確率が高いです。ベルガモットで殺菌しながら皮脂の分泌量を抑えていくといいでしょう。

抗炎症作用

ベルガモットには抗炎症作用があり、さまざまな皮膚疾患にも働きかけます。ひっかき傷程度のちょっとしたキズや皮膚の炎症であれば、ベルガモットオイルを使用するだけで早めに緩和されるといったケースもあるほどです。

皮膚の炎症を抑えますので、ニキビをはじめとする肌荒れにも効果的とされています。ただし、肌に塗る場合には、夜にしましょう。光に当たると皮膚にダメージを与える場合があるからです。

口内炎の改善


ベルガモットに殺菌効果があることで解決できるトラブルは、なにも皮膚の炎症だけではありません。口の中の炎症である口内炎にも良いとされています。ベルガモット自体はとても苦みがあるので食べられませんが、アロマオイルにしたり、ベルガモットを香料として使用したアールグレイの紅茶などにして飲むとよいでしょう。

防虫効果

ベルガモットはミントなどと同じように防虫効果もあります。ベルガモットの香りは多くの虫が嫌う香りです。虫よけスプレーに使用することもできますが、おすすめは、お皿や小瓶に入れたベルガモットオイルを、クローゼットにおいてみることです。

ほのかな香りとともに防虫効果があるとされていますので、大切な衣類などを虫から守ってくれる効果が期待できます。合成化合物質より身体や皮膚に無害ですし香りもナチュラルですので、防虫剤の臭いが気になる人にも最適です。

金運のお守りになる

風水において実は、ベルガモットをはじめとする柑橘類は開運果実ともいわれ、金運をもたらす象徴になります。お金をもっと貯めたいという人やビジネスで成功したいという人は、ベルガモットオイルを数滴垂らしたハンカチなどを持っておくだけで金運のお守りになります。仕事がうまくいかない人やお金を貯めたい人にぜひおすすめしたいベルガモットオイルです。

ベルガモットの用途

あらゆる症状の改善や、防虫効果なども期待できるベルガモット。それでは、家庭に取り入れたい場合にはどうすれば良いのでしょうか。

アロマオイル

ベルガモットには安眠効果や胃腸の働きを整えてくれるという働きがありますので、アロマオイルとしてお風呂上がりにマッサージしたり、浴槽に数滴垂らしたりするとよいでしょう。ベルガモットのアロマオイルは親和性の高いオイルですので、ほかのオイルと混ぜても心地よい香りがします。そのため、いろいろなアロマオイルと組み合わせて楽しむとよいでしょう。

フレーバーティー

ベルガモットを楽しむなら、フレーバーティーにするとよいです。ベルガモットは後から香りをつける形になりますので、アイスティーでも香りがきつくなり過ぎず、柑橘系のシトラスのようなフレーバーを楽しむことができます。紅茶とあいますが、緑茶とも相性は悪くないので、いろいろな楽しみ方ができます。

シャンプー&コンディショナー

ベルガモットの香りのシャンプーやコンディショナーは柑橘系の清潔感ある香りですので、老若男女を問わず楽しむことができます。ベルガモットには、皮脂を抑制してくれる働きがあるとされているので、頭皮の脂に悩んでいる人が使いたいシャンプー・コンディショナーです。洗浄力も比較的高く、洗い上がりはさっぱりとしています。

ベルガモットを使ったレシピ

ベルガモットは調理すればおいしく食べられます。ベルガモットオレンジとドライベルガモットの2つのレシピをご紹介しましょう。

ベルガモットオレンジ

ベルガモットの果実を使って、紅茶用ベルガモットオレンジを作ることができます。まず、果実の皮をとります。ところどころ果実が見えるようにそぎ落として皮を集めます。その際、白い部分や果実についてはできるだけそぎ落とします。

すべての皮をチェックすると、3日から4日天日で乾燥させます。2日後にはもう茶色くなって空洞ができています。しっかりと乾燥してパラパラになる必要があります。乾燥すればするほど香りが良くなるからです。それをコーヒーミルで粗挽きします。粉状になったら出来上がりです。

ドライベルガモット

皮でも果実でも、どちらでもドライベルガモットを作ることができます。まず、皮だけを取り出し1週間程度乾かします。また、実のドライベルガモットを作るのであれば、実を薄く輪切りにして1週間程度乾燥させます。しかしながら果実は非常に酸っぱいので、フレーバーティーなどに使うのであれば、皮だけを使用するのもよいでしょう。

実はハーバリウムなどにも使えます。実も皮も粉末にするにはミキサーを使うとよいです。ベルガモットのいい香りがします。ドライベルガモットにすれば保存もききます

まとめ

ベルガモットとは、アールグレイの香りづけに使われている果実として有名です。イタリアが主な産地であり、イタリアの都市ベルガモで最初に栽培されたのではないかともいわれています。柑橘類ではありますが、実は非常に酸っぱいため、主に皮の部分が香料に使われています。

ベルガモットの働きはさまざまで、うつ病の緩和、抗ストレス効果、胃腸の負担軽減、安眠の促進などがあります。口内炎やニキビ、むくみの改善にも良いとされ、さらには防虫効果や金運のお守りにもなるのです。ベルガモットの用途は広く、アロマオイルやフレーバーティー、シャンプーやコンディショナーなど幅広く使うことができます。

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