大企業とベンチャー企業がともに事業を作っていくうえで井上氏は次の5つが必要だと語る。
1.思いを持った「個」と出会う
ルールを逸脱しないといけない瞬間が出てくるので、強烈な想いを持っている個との出会いが重要。
2.意思決定プロセスをテーラーでつくる
通常のプロセスだとPLをはじいてからであるとか、事業計画をたててからだとかで、中々進まないことがあるので、プロジェクトチームで意思決定できるようにするなどの工夫が重要。
3.キーマンと一緒に描く
キーマンを早めに取り込むのが重要。
4.受発注文化という怪物と闘う
受発注の関係になってベンチャースピリッツを失ってしまう。契約書は大企業に合わせた手間のかかったものへの対応に迫られる。
5.小さな成功を積み重ねる
新規事業は中々うまくいかないので、テンポ早く、小さな成功を積み重ねてファンを増やしていくことが大事。
(スピーカー)
TBWAHAKUHODOQUANTUM アクセラレーター事業責任者 井上 裕太 氏