Twitter上でスターバックスの販売商品「江戸切子グラス」が紹介され、大きな反響を呼んでいます!

粋なデザインが素晴らしい「和」のグラス

投稿者はデザイン会社「CEMENT PRODUCE DESIGN」代表の金谷 勉さん。金谷さんは「墨田区のスターバックスで買えるトールサイズの江戸切子。」というコメントとともに、ある写真を公開しました。


淡いグリーンの色合いが綺麗な江戸切子グラス 提供:金谷 勉さん

その写真に写っているのは、墨田区のスターバックスで購入できるという、江戸切子のグラス。スタバのイメージカラーであるダークグリーンをベースとしたグラスに、美しい模様が刻まれています。


江戸切子グラスのスタバならではのプリント 提供:金谷 勉さん

ロゴの横にサイズやカスタマイズのチェック項目がプリントされた、スタバならではのデザイン。伝統とモダンな要素が組み合わされた、素敵な逸品ですね。


緻密な格子模様が施された江戸切子グラス 提供:金谷 勉さん

投稿時のコメントの続きとして「工芸もこれまでの商流がコロナで変わってきている。もっと知ってもらえる機会を積極的に求めていかないと新しい出会いは増えない。これからの工芸がどういうアプローチをすれば新たな使い手に出会うきっかけになるのか」とも語っていた金谷さん。その口ぶりからは、工芸の未来についての切実な危機感と、想いの強さがうかがえます。

ネットでの反応は?

スタバの江戸切子グラスを見たユーザーからは、「素敵!」「きれいなカップ…」「カッコいい」「欲しいです」といった絶賛のコメントが寄せられました。これぞ職人技といった繊細なデザインに、皆さん惹かれたみたいです。

また、このグラスの開発企画に携わった投稿者さんの、ビジネス的な着眼点を評価するコメントもみられました。

伝統工芸を”デザイン”するとは?代表にインタビュー!

今回話題となった江戸切子グラス。企画を実現させた企業「CEMENT PRODUCE DESIGN」の金谷さんに、開発のきっかけや会社の概要、伝統産業発展の展望についてお話を聞きました。

CEMENT PRODUCE DESIGNについて

まず今回のコラボを実現した企業「CEMENT PRODUCE DESIGN」について伺ってみると、金谷さんからは、

「弊社は、企業の広告やプロモーション、パッケージ、プロダクトなどの制作を行うデザイン会社として活動する中、各地域における町工場や職人との出会いの中で自社の強みを生かしながら新たな商品作りの可能性を行い、アイデアとデザインと販売をサポートしています」

…との回答がありました。


大阪にある直営店「コトモノミチ」 提供:金谷 勉さん

金谷さんによると「CEMENT PRODUCE DESIGN」では、今回のスターバックスを始め、ユニクロやコクヨといった名だたる企業のデザインや商品プロデュースを行っており、そうした業務と併せて、町工場や中小企業においても商品開発や流通をサポートしているのだそうです。日本が誇る「モノづくり」の伝統を応援するため、多くの企業や職人と手を取り合い、新たな商品展開への橋渡しを行っているんですね。

スタバと江戸切子グラス…コラボの経緯は?

続いて今回のコラボの経緯について伺ってみると、金谷さんは以下のように仰っていました。

「日本各地の工芸品を新たな伝え方ができないか考えていく中で、スターバックスさんとの出会いからご提案させていただきました企画です。JIMOTO made Series(=スターバックスが地元企業とともに商品開発・販売を行う取り組み)は立ち上げ以前から私達がサポートしており、つくり手の選定のアドバイスなど、一部商品では商品開発にも携わっています」

身近なスタバで日本の工芸品に触れることは、幅広い世代が地元産業へ目を向ける大きなきっかけになりそうですね。

伝統工芸と小企業のこれからについて

最後に、今後の展望について尋ねてみると、

「小企業が300万社も存在する日本。連携すれば大きなうねりに繋げていける、盛り上げていけると思っています。日本のモノづくりを支えている工芸や、工場の職人と手を組んで、製造業とクリエイティブ産業が持続できるいい関係を築いていきたいです」

…との熱いコメントをいただけました。この先もスタバ江戸切子グラスのように、工芸品や日本の製造業を活かしつつ、斬新な面白さを持った商品が生まれることを期待したいですね!

Twitter:@cementblue
販売サイト:コトモノミチ オンラインストア
会社ホームページ:CEMENT PRODUCE DESIGN
書籍:小さな企業が生き残る