湿気が多く、クーラー無しでの生活は考えられない日本。では、クーラーのない家庭が多い国ではどのように夏を乗り切っているのでしょうか?フランス人の旦那さんを持つカーリーさんは先日「フランス流の夏の乗り切り方」に関する漫画を公開されました。

クーラーがない家がとても多いというフランス。ある日カーリーさんは旦那さんに「フランス人は夏をどうやって乗り切るの?」と質問します。

夏はどうやって乗り切るの? 提供:カーリーさん

旦那さん曰く「朝の冷えた空気を家に取り込んで、暑くなる前に家を締め切ることで部屋の中を冷たく保っている」とのこと。湿度が低いこと、そして壁の材質が石であることから、部屋の中は快適な温度が保たれるのだとか…。

朝の空気を取り込む。 提供:カーリーさん

夏を乗り切るためのフランス流の知恵を綴ったこの漫画には「初めて知りました」「フランスの我が家も毎年夏はこうしてます」などのコメントと、3000以上のいいねが寄せられました!

インタビュー

投稿者のカーリー(@carly_japance)さんにお話を伺いました。

――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を書き始めたのでしょうか?

カーリーさん:2019年の2月から描き始めました!きっかけはいくつかあるのですが、一番は異文化の面白いネタを描き残したかったコトです。そしてジャンさんの仕事の都合で海外に行く可能性もゼロでは無いんですよね。当時は会社員をしていて、仕事自体は楽しかったのですが「相手の転勤で積み上げたキャリアがストップすることになるのかぁ…」と感じまして。どこでも続けられる活動をしたかった、と言うのが二つ目の理由になります!

――「朝の空気を取り込む」という話を聞いて、どんな感情を抱きましたか?

カーリーさん:日本の夏は湿気があるので、朝に冷たい空気を入れても締め切ってしまえばジメジメと蒸されてしまいますよね。その感覚で生きてきたので「締め切っちゃって大丈夫⁉︎」と、とっても驚きました!締め切ることで真っ暗になるから照明で多少の電気は使うことになるのですが、それでもエアコンよりエコに済むのかな?とも感じました。

そして石の壁が保温や保冷に優れていると言うこともこのとき初めて知りました。
一度フランスでジャンさんの親族の家に遊びに行ったときに「見てよこの石の壁、分厚いでしょ?」と自慢されたことがあります。日本では壁の分厚さを自慢されることってあまり無いと思うんですけど、現地では自宅の紹介をするときの定番の自慢ポイントなんだそうです!

――この件以外で、最近知って驚いたフランス人の考え方や風習はありますか?

カーリーさん:フランス人の家に遊びに行くと家の中にモノが少ないんですよね。必要最低限のモノだけが置いてあってスッキリしています。彼らに何にお金を一番使うか聞くと、旅行に一番お金を使うと言う人が圧倒的に多かったんですよね。

これは統計を取ったわけじゃないし私の出会った人たちがたまたまそうだったのかもしれないのですけど、モノより経験にお金を使う傾向があるのかな?と感じました。夏に長期のお休みを取ってバカンスに行く国民性なので、そう言う人が多いのかもしれません。

――最後に、今後どういった活動に取り組みたいですか?

カーリーさん:いま、コロナでフランスに行くことが出来ないので、紹介するお話も日本での出来事がメインになってしまっているのですが…コロナが収まってフランスに行くことができたら、現地のフレッシュな話題ももっと取り上げていきたいです!

 

 

湿気が少ないフランスでは、こんな方法で夏を乗り切っているんですね…初めて知ったフランス流の考え方に、目から鱗でした。

とはいえ、日本とフランスでは環境が全然ちがうので、日本のお家で「暑いなぁ」と思った場合は、命を守るためにも躊躇せずクーラーをつけましょうね♪

さて、当漫画の作者カーリーさんですが、8月26日に書籍を発売されるのだとか!気になる方はぜひこちらからチェックしてみてください。

作品提供・取材協力:Carly(カーリー)
著書:HSP妻の私とおおらかフランス人夫の日常