空想上のキャラクターや、動物を模した人形、ぬいぐるみ。子供の頃に、もしくは今でもお世話になっているという方は多いのではないでしょうか?

そんなぬいぐるみに関する鈴木 マルミさんの作品が、先日インスタグラムに公開されました。

おばあちゃんの家から帰っている最中、ふとお気に入りのぬいぐるみ「コージ」がいないと慌てだした娘ちゃん。「そもそも持ってきていないのでは?家に置いたままなのでは?」と疑うママの気持ちを他所に、娘ちゃんの不安はどんどん膨れ上がっていきます。


コージの身を案じる娘ちゃん。提供:鈴木 マルミさん

家に着くと、実は最初から家に置きっぱなしであったことが発覚。コージと感動の再会を果たす娘ちゃんを見て、コージを「娘ちゃんの友達に」と買った時のことを思い出し、心温まるママなのでした…。

思いを込めて買われたぬいぐるみ。提供:鈴木 マルミさん


日常に起こり得るちょっとした事件を描いたこの作品には「うちも同じー!」や「どうなるかと私までドキドキしちゃいました」といったコメントが寄せられました。

インタビュー

投稿者の鈴木 マルミ(@marumi.suzuki)さんにお話を伺いました。

Q.この漫画を描いたきっかけは何でしたか?

鈴木 マルミさん:わたしにも、小さな頃大切にしていたお人形がありました。親や友達とケンカした時には、誰にも言えない気持ちを受け止めてくれる、特別な存在でした。娘にとってもコージは同じ様な存在なのではないかと思います。

やがて大きくなって、その誰にも言えない気持ちを自分ひとりで抱えられるようになったときに、コージは要らなくなるのだと思います。なので、コージを大切にしている“今“を忘れたくない子供時代の大事な瞬間だと思ったので漫画にしました。

Q.コージを可愛がる娘ちゃんを見て、どんな感情を抱きますか?

鈴木 マルミさん:ついこのまえまで、赤ちゃんで可愛がられる一方だった娘がコージを可愛がっているなんて…と成長を感じます。赤ちゃんみたいにして、お姉さんの気持ちになっで遊んだり、親子ゲンカした時に、誰にも言えない気持ちをコージにお話している姿を見ると、この子は日々ひとり立ちする準備をしているんだなと嬉しいようなちょっぴり淋しいような複雑な気持ちになります。

Q.今後、どういった活動に取り組みたいですか?

鈴木 マルミさん:これからもジャンルを問わずどんどん漫画を書いていきたいです!わたし自身が、放っておくとどんどんマイナス思考になって不安ばかりで暗くなっていってしまう性格です。なので自分の気持ちも読んでいる人の気持ちも、パッと明るく照らせるような漫画を書きたいです。

 

過去の自分を照らし合わせて、ぬいぐるみを大切にする娘ちゃんの気持ちを心の底から尊重する鈴木 マルミさん。ぬいぐるみという存在が子供にとってどのような役割を果たしているのかを教えてくれる、素敵な投稿でした。

作品提供・取材協力:鈴木 マルミ