真っ白なスーツと特徴的なフォルムのひげ、ほころんだ表情。言わずと知れたケンタッキーフライドチキン(以下KFC)創業者、カーネル・サンダース。お店に立ち寄ると必ずと言っていいほど等身大のカーネル立像が出迎えてくれるうえ、商品パッケージにもロゴマークとして彼の顔が描かれています。

没後40年近く経っている現在でもKFCの顔として広く認知されているカーネルですが、実は、彼がKFCを起こしたのはなんと65歳の時!還暦を過ぎて起業に挑戦したカーネル・サンダースの経営哲学に迫るため、今回は彼の仕事に対する取り組み方を、3つのポイントからご紹介します。これを真似すれば、あなたももしかすると・・・。

1. 仕事にはベストを尽くす

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5歳にして父を亡くしたカーネル。幼少期から家族を助けるため、学業の傍ら仕事にも励みました。その業種は、機関車修理工、ボイラー係、タイヤや保険のセールスマン、フェリーボート経営など40にも及んだそうです。

働き方に関して好奇心を忘れることなく、様々な業務を経験してきたからこそ、KFCの経営も軌道に乗せることができたのではないでしょうか。仕事が滞ってしまった際は、一度視野を広げて、様々なことにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

2. 徹底的なおもてなし精神

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40歳の時(1930年)、ケンタッキー州コービンでガソリンスタンドの経営を始めたカーネル。そこで「車にガソリンが必要なように、お客さまにはおいしい食事が必要だ」と思い立ち、ガソリンスタンドの裏にたった6席だけのレストラン「サンダース・カフェ」を開業します。レストランの裏手にある農場で育てた新鮮な野菜と鶏を使い、カーネル自ら調理を行いました。

そのメニューで一番人気の商品が、フライドチキンだったのです。常にお客さんのことを第一に考えていたおかげで、カーネルはここで大きなヒントにたどり着いたと言えます。徹底的したおもてなしの精神が、KFCをいつまでも愛されるお店に育てたのではないでしょうか。

3. 生涯現役の姿勢

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カーネルは66歳にして、自ら編み出した11種類の秘伝スパイスを使ったフライドチキンの調理法を売り込み営業にかけました。いくつものレストランを回り、何度断られても諦めることなく立ち上がり、成果をもぎ取ったのです。年齢に左右されない行動力。これこそが、KFCを世界的なファーストフード店にまで成長させた要因なのです。

 

カーネルの生き方からは、「挑戦することに年齢なんて関係ない」ということが学べます。何事も恐れることなく行動し続けることが、成功を呼ぶカギとなるのかもしれません。どんな時でも好奇心や、人を喜ばせたいという気持ちを忘れなければ、きっとあなたが行動し続ける原動力となってくれるはずです。

カーネル誕生祭

さて、そんなカーネルの想いを伝えるカーネル誕生祭が、毎年9月にKFC全国で開催されます。今年はリアルなカーネルが登場し非常に盛り上がりました。カーネルの思いと彼が作り上げた味は今も忠実に守られています。変わらぬ味を味わいに、ぜひKFCに足を運んでみてください。

カーネルも、こんな姿で誕生祭に駆け付けてくれました。
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このカーネル、実は世界にたった2人しかいない「オリジナルチキンマイスター」の1人である笠原一樹さんが、世界的特殊メイクアーティストJIROさんの手によって、カーネルそっくりにしてもらった姿なんです。肌の質や髪の毛の1本1本にこだわり、美味しさにこだわり続けたカーネルの魂が受け継がれていることを表現した渾身の作品でもあるんです。現世に蘇ったと思わせるぐらいのクオリティにビックリです!

最後に、あなたも今回ご紹介した「仕事の幅を広げる」「徹底的なおもてなし精神」「自分がやります精神」のカーネル流仕事術を実践することで成功をつかみ取ることができるかもしれません。